【読書記録】気鋭のリーダー10人に学ぶ 新しい子育て

ブログを読んでいただきありがとうございます。

今回「気鋭のリーダー10人に学ぶ新しい子育て」を読みましたので、こちらの読書記録です。

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この本を読んだ”きっかけ”

「新しい子育て」という本は、「子育て経営学」という本の第2弾になります。

「子育て経営学」「新しい子育て」は若き経営者やプロフェッショナルたちが、どのようにわが子を育てているのか、ビジネスリーダーの子育て論がインタビュー形式でまとめらています。

第1弾の「子育て経営学」は図書館で借りて読んだのですが、同じ男性での目線、さらには経営者ならではの目線で子育て論が述べられ、自分にない考え方を知ることができて非常に面白かったです。

そして、調べてみると第2弾として「新しい子育て」が出版されていることを知り、今回本を購入して読むことにしました(残念ながらこの本は近隣の図書館にはなかったです・・)。

こちらの本も界を代表するリーダー10名の子育て論が述べられております。

読んで印象に残った内容

この本はリーダー10名のインタビューが載っていますが、その前に10人に共通する7つのキーワードがまとめられています。

7つのキーワード
  1. めざしてほしい職業は、ない
  2. 自分で決めさせたい
  3. 好きなことを極めてほしい
    飽きたらやめてもいい
  4. 結果よりプロセスを褒めたい
  5. たくさんの大人と出会ってほしい
  6. まず親である自分がハッピーでありたい
  7. 子育てとビジネスは不可分

引用:新しい子育てより

7つのキーワードのうち、特に気になったのが「②自分で決めさせたい」です。

他の育児本を読んでみても、成功している人はいい意味で親が放任主義であったことが多いと感じています。

親が選択肢を決めるのではなく、子ども自らが決めて責任を持って行動することで、自立心が強くなることにつながっていると思われます。

親が仕事に向き合う際の姿勢は、子どもの将来にわたってのキャリア観・人生観を左右する

引用:新しい子育てより

前述した7つのキーワードの「⑥まず親である自分がハッピーでありたい」の内容に記載されていた文章を引用しています。

自分が今の仕事を辛そうにしているのと、楽しそうに仕事をしているのでは親から子に伝えられることは大きく異なってきます。

仕事を通じて社会貢献できること、社会の役に立てること、人を笑顔にすることができることを自分の仕事の取り組み方次第で子どもに伝えていくことができると思います。

仕事は大変な時もある!けれども、子どもたちに仕事は楽しさがあることを仕事への臨み方(姿勢)で伝えていきたいと感じました。

僕がよく言うのは「家庭でできないことは、職場でもできない」。

家族の言葉をよく聞き、家事や育児の役割分担をできない人に、部下の言葉を聞き、仕事を采配することできないだろう、と。

引用:新しい子育てより

ヤッホーブルーイング代表取締役社長の井手 直行さんのインタビューで出てきた言葉です。

この文章を読んで感銘を受け、この言葉はしっかり自分の心に刻むべきことだと思いました。

子育てをやっているとマルチタスク、パートナー(妻)との連携など、子育てによって得られるスキルは仕事にも活かしていくことができます。

7つのキーワードにも記載があるが、子育てと仕事は分けるものでなく、同一線上にあるものと理解して臨んでいくべきですね。

本を読んで実践したいこと

子どもに好きなようにやらせてあげることを意識する

前述している通り、子どもの自立心を高めるために、子どもたち自身で意思決定していくよう心がけていきたいです。

正直言ってしまうと、親である私たちが決めた方が早く決められて圧倒的に楽です。

でも、それでは子どもたちの成長にはつながらないので、グッと耐えて、子どもが自分自身で決めることを習慣化させて、たくましく生きる力を身につけていってほしいと思います。

子どもに多くの体験をさせる機会を与える

親である自分から何かを与えるのではなく、子ども自身が興味を持つものに対してなんでもやらせてみる。そんな機会を多く与えていきたいとこの本を読んで思いました。

今回の本では、多くのビジネスリーダーが「子どもの好き」を見つけて「夢中になるもの」の出会いを大事にしていることが伺えました。

そのためには、多くのことを経験するために試す機会をたくさん与えることが重要であると感じました。

2022年時点(執筆時点)でも新型コロナウイルスの影響で、外出して何かをすることが難しい時期ではありますが、今後色々な経験ができるよう、子どもたちにたくさんの機会を与えていきたいと思います。

まとめと感想

今回は「世界一やさしい 超勉強法101」の読書記録です。

本を読んで実践したいことは以下の2つでした。

  1. 子どもに好きなようにやらせてあげることを意識する
  2. 子どもに多くの体験をさせる機会を与える

育児をしている人や仕事と育児の両立を実践しているパパさんにとって、非常に興味深い本となっています。

ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか。

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