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今回は「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」を読みましたので、こちらの読書記録です。
この本を読んだ”きっかけ”
この本は、iPS細胞を発見した山中伸弥 先生と大学時代の同級生であった小児科の成田奈緒子 先生の子育てに関する対談の本になります。
この本を知ったのは、私が毎日読んでいるNewsPicksの記事でこの本が紹介されたことがきっかけでした。
山中教授が執筆した本は、私の仕事が医療関連であることから以前よりよく読んでいましたし、発表講演も何回か見にいったこともあります。
その山中先生が子育てに関する本を出していると知り、非常に興味が湧き、NewsPicksの記事を見た当日に本を購入しました。
本の内容は、対談形式になっていますので非常に読みやすく、育児の専門的な話というよりも山中先生、成田先生の子育てに関する考え方を知ることができます。
・育児をされている方
・子どもをどのように育てていくか悩んでいる方
・山中伸弥先生の本をよく読んでいる方
読んで印象に残った内容
勉強をしなさいと言われたこともなかった。日ごろから「なんでも自分でしなさい」と言ってたから、子どもの自主性を育てようとしていたのかな
引用:山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る (山中先生のセリフより)
この本でも、いい意味で「子どもをほったらかし」することが良いと、二人の先生ともに好意的な意見でした。
実は前に読んだ本「気鋭のリーダー10人に学ぶ 新しい子育て」でも、子ども自らが決めて責任を持って行動することで、自立心が強くなると多くのビジネスリーダーの方々が語っていました。
「気鋭のリーダー10人に学ぶ 新しい子育て」の読書記録は以下をご覧ください。
以上のことから、「ほったらかし」つまりは「自分のことは自分で決める」ことで圧倒的に子ども自身が自立して行動できることにつながるのを改めて理解しました。
親がしてあげられるのはどれだけ良い習慣をつけてあげられるからですから
引用:山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る (成田先生のセリフより)
この本で小児科医である成田先生が「早寝早起きの朝ごはん」の習慣が、脳に良い影響を与えることを説明されていました。
特に睡眠時間は夜10時〜朝8時の10時間より、夜8時〜朝6時の10時間の方が脳内物質であるセロトニン(不安抑制に働く脳内物質)がきちんと取り込んでくれるとのことです。
その説明の中で出てきた言葉であり、「良い習慣」を与えることが親の使命であることに感銘を受けました。
子どもに良い習慣を与える前に、まずは自分の習慣を良くしていかないといけないですね
今回はこの2点をご紹介しましたが、これ以外にも下記の内容について話されていました。
・”レジリエンス”を子どもに身につけさせる方法
・常識を疑える子どもを育てる重要性
・親子で”ええかっこしい”をやめること
など
参考になる話が多くありますので、興味ある方がぜひご一読してみてください。
本を読んで実践したいこと
①いい意味で”ほったらかし”にする
私自身、何かと過保護に子どもを見すぎてします傾向があります。
そのため、何かをやらせるわけではなく自分からやりたいと思って行動してもらうように促していかないといけないと思いました。
別の読書記録でも同様のことを記載しましたが、親である私から子どもに与えるのをグッと抑え、子どもたちが自身で決めることを習慣化させていきたいと思います。
②子どもの睡眠習慣として早寝早起きを身につかせる
こちらもすでに記載していますが、この本では早寝早起きと朝ごはんの重要性が説かれています。
この記事を執筆した時点で2歳の息子と0歳の娘がいますが、現在は息子は夜8〜9時の間には就寝して、朝6〜7時の間に起きる毎日です。
これを小学生ぐらいまでは子どもたちの習慣にしていきたいなと思っています。
もちろん、テレビとかゲームなど誘惑があるかと思いますが、その時の状況に応じて創意工夫していきたいと思います。
まとめと感想
今回は「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」の読書記録でした。
本を読んで実践したいことは以下の2つでした。
- いい意味で”ほったらかし”にする
- 子どもの睡眠習慣として早寝早起きを身につかせる
山中教授と大学時代の同級生であった小児科の成田先生の子育て対談の本であり、非常に読みやすく、1〜2時間程度で読み終えることができます。
短時間で読み終えるものの、育児をされている方にとっては学びがある本かと思います。
ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか。
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